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2022/02/04 14:32

そもそもキャロブってなに??

日本の方でキャロブを知っている方はごく少数だと思います。輸入している僕も実は、何も知らないのです…(笑)
そこでキャロブについて、ざっくり僕が調べた範囲で説明します!
商品元の、ポルトガル「CAROB WORLD」さんにもいろいろ聞いてみました。 おぉ、なんだか新しい発見がありそう。

まずは、ざっくりいきます! What's CAROB ??

【キャロブの歴史】

キャロブの原産地は中東(エジプトあたり)らしいのですが、現在は地中海全域で栽培されています。ポルトガル、スペイン、モロッコで
一般的に食べられています。キャロブの歴史はとても古く、古代エジプトの時代から甘味料として使用されていたようで、当時は砂糖の代わりとして人々の生活に欠かせない食べ物だったようです。

新約聖書などの古い書物にも記載されていて、新約聖書 ルカの福音書15章16節「彼は、豚の食べる ”いなご豆” で腹を満たしたいと思うほどであったが、なにもくれる人はいなかった」とあるように、当時は主に家畜のエサになっていたのかな?とも思われます。

しかし、乾燥した「イナゴ豆(キャロブ)」はアーモンドや干しブドウと一緒に食されていた、ともあれば、洗礼者ヨハネの主食は「いなご豆(キャロブ)」だった!?という記載(荒野で鞘を食べていたみたい!?)もあり、キャロブは別名「ヨハネのパン」などとも呼ばれているようです。ワインは「キリストの血」とも呼ばれているようで、キャロブもワインも昔から人々の身近にありました。

まぁ、旧約聖書と新約聖書で違った見解を書いてたりしますので、ここはもうロマン一択で、「ヨハネのパン」としておきましょう…。

「キャロブ=イナゴ豆=ヨハネのパン」は昔から食べられていたことは間違いないようですね。

 ←これがキャロブの木! めっちゃ乾燥地帯に木が。地中海ってこうなのかぁ。この実がキャロブ。

  
 ↑ キャロブの花(9月~11月)可愛らしい花??みたいな。
 
 ↑ キャロブの実。緑色で、モロッコインゲンに似てるね(12月~5月)嬬恋村もモロッコインゲンがよく作られています。

 
 ↑ 熟したキャロブ。茶色になったら収穫時期(6月~9月)

 ↑ キャロブは手摘みで丁寧に収穫された後、専用の機械で粉砕!
  そして、ローストすることで様々な味わいを引き出しています。 
  繊維質がめっちゃありそうです!この繊維質が様々な甘味料としての隠し味になりそうです。ワインにものすごく合うんですよ。

【キャロブ豆の可能性と効能】

キャロブは、別名「イナゴ豆」といって「カルシウム」「鉄分」「食物繊維」などの栄養素を豊富に含んでいるマメ科の植物です。

そこで最近、キャロブの「さや」から出る「ビニトール」っていう天然の物質が注目されているようです。
このビニトールっていう物質が、メタボリックシンドローム(今後はメタボにします)に有効とされており、血糖値や肝機能を改善
さらに、「糖尿病」の予防の効果も期待できると言われています!本当かなぁっ?て思いますが、ここはまたまたロマン一択w 
ここは、信じましょう。。。僕もメタボが気になるので、今日から毎日食べてみます!

肝機能改善はワインを僕にとっては良いのですが、血糖値を下げる効果は一緒に食べると「二日酔いになるんじゃね?」って怖さも。
なぜかというと、うちの「LACRAUワイン」はあんまり二日酔いしないんすよね(自談)

それはさておき、さぁ、始めよう、キャロブ生活!!

で、これはまさに、スーパーフード!! 美容やメタボを気にする方々や、糖質制限している方、キャロブはどうかな。
爆発的な人気が出そうな、そんな気がするので、ポルトガルから初輸入してみましたw

地中海沿岸では、昔はサトウキビの栽培がほとんどされていなかったので、砂糖の代わりに甘味料として料理やお菓子の味付けに使われていました。現代は、精製された上白糖やグラニュー糖などは敵視されていますので、いったん昔に戻り甘味料はこのキャロブパウダーでとってみてはいかがでしょうか?

この初上陸のポルトガルからのキャロブ、そこら辺のキャロブとは ”質”と書いてクオリティが違いますw 
ちょいと、マジで「NAGUMO クオリティ」信じてみませんか??  

キャロブ=イナゴ豆=ヨハネのパン 100% キャロブ以外は一切、入れてないです。


【キャロブを使ったレシピ】

いろいろ、使ってみたのですが、わかりやすいところでは、カカオの代わりに使うって事。

【キャロブスムージー】←嬬恋村鎌原のお店で飲めます。
アーモンドミルク+バナナ+キャロブパウダー は無敵の組み合わせ。僕は牛乳だけは飲めないので。
※甘さを付けるなら是非、はちみつ(天然のハチミツでなきゃダメ)で!ここで砂糖はNG。アーモンドミルクと相性がエクセレント!

【カレーなどの隠し味に】
少し入れるだけで、地中海の風が吹きます。エキゾチックな香りとコクがハンパないです!是非お試しください。

【ワインと合う合う!】
砂糖は一切、使用していませんのであんまり甘くないのです。で、商品元の「キャロブワールド」さんに尋ねたら、
この商品は、ワインに合わせるスイーツとして商品化しました!とのこと。実際、ワインと合わせると、感動のマリアージュ!

【こうなったらヨハネのパンを作ろう】
作り方は意外に簡単!?