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2024/01/20 13:39

みなさま明けましておめでとうございます。

セブンツーのソムリエ林です。
嬬恋村では遂に真冬に突入しました。マイナス10度超えの日もちらほら⛄️
夏季シーズンから年末まではバタバタしていて更新が遅くなってしまいました。
業務も少し落ち着きましたのでブログも少しずつアップできたらなと思います!

それではポルトガルツアー報告第二弾スタートです!

前回のブログで紹介したヴァーレプラディーニョス村を離れポルト近郊へ戻ります。
ここからは「シークレットスポットワイナリー」のロペスさんが案内してくれました。
ポルトへ向かう道すがらシークレットスポットワイナリーの畑があるとのことで寄り道して見せてもらうことに♪

丘上の畑。ここにたどり着くまでにかなりの急勾配を登り切ってます。見渡す限りではこの畑が1番上に位置していて日当たり抜群!この時期ポルトガルは夜の21時ごろまで明るく日照量が日本と比べて段違い。太陽を遮るものが無く雨も少ないので葡萄は一日中太陽に照らされています。
そして良い感じで大地が乾燥してますね。手のひら位の石がゴロゴロ転がっていました。石の蓄熱作用で大地が夜も暖かいそうです。
このエリアは黒葡萄、白葡萄が混じって植っており、仕立てはこの地域で伝統的なゴブレ。この仕立ては膝下の低い位置に葡萄が実ります。絶対収穫大変ですね(^◇^;)


樹齢60年以上だそうです。葡萄はまだあと2回りほど大きくなります。もう少し経ったタイミングで葡萄の房をある程度間引くそうです。密集しすぎていると風が通り辛く病気が出てしまいます。さらに葡萄の房を少なくすることで残った葡萄へ栄養を凝縮させる作用もあります。収穫量は落ちてしまいますが一粒ごとの質を上げてやることで卓越したワインになります。

畑の見学が終わり次はワイナリーへ向かうかと思いきや!?

この日はロペスさんの仲間の誕生日で、僕達への歓迎の意味も込めてサプライズホームパーティーへ招待してくれるそうです。
というわけで葡萄畑を横目にポルト郊外の小さな街へ。
招待してくれたのは庭付きのプライベート空間でシェフが何やら煮込んでいます。

シェフにカタコト英語で聞いてみるとポルトガルの古い調理方法とのこと!集まったゲストの人達も写真を撮ったりシェフに質問したりしていたのでこのスタイルでの料理は現地でも珍しいことなのでしょう。これはかなり楽しみ!


実際に料理はめちゃうまでした!!!いくつかのパターンで煮込まれた料理ですがこれがどれも美味い!
特に野菜と魚介を煮込んだものと、豚の血で煮込んだトリッパはマジで絶品♪
両方とも出汁の旨味がしっかり出ていてワインとよく合う!
集まった人達もみんな気さくで優しく、あたふたしている日本人2人に色々話しかけてくれて楽しませてくれました。


ワイン空いてますねぇ笑
みんなよく食べよく飲みました!
この日はロペスさんが用意してくれたポルトのホテルへ。ポルト市街はまだまだ宴の真っ最中です♪

こうして滞在2日目も濃密な日でした!翌日からは遂にワイナリーへ!
それでは次の更新でお会いしましょう!お楽しみにー♪