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ラクラウ・レゼルヴァ・ティント・フィールドブレンド / 魅惑のフィールドブレンド
ブレンドの魔術師、ラクラウの真骨頂、フィールドブレンド
【名称】ラクラウ・ティント・レゼルヴァ
【産地】DOCドウロ
【品種】トゥリガ・フランカ、ティンタ・ロリス、ティンタ・バロッカ、トゥリガ・ナショナル
【ボディ】フルボディ
【味わい】豊潤、重厚
【アルコール】13.5%
【適温】15~18℃
【容量】750㎖
【相性の良い料理】■ミートソースパスタ ■ジビエ料理(とくにシカ肉) ■ヒレ肉 ■ラム肉(ラムチョップは最高)
ドウロに点在する畑から厳選した様々な伝統品種をブレンド。
手摘みで収穫し適切に温度管理されたステンレスタンクで全品種同時発酵。木樽熟成。
立ち昇る濃密な香りは、カシスリキュール、花、杉、きのこ、少しの煙。複雑でエキス分の強い味わい。十分な酸味とミネラルがあり余韻は非常に長い。ミディアム~フルボディながら優雅な立ち振舞いが素晴らしい。
※フィールドブレンドとは混植混醸(こんしょくこんじょう)と直訳できます。
畑の栽培段階からブレンドされているというワイン造りのひとつの製法。
通常ワインの畑というのは、品種ごとに区画整理されて植わっており、畑ごとに収穫された葡萄はワイナリーに運ばれます。ブレンド目的であればワイナリーでブレンドされます。
世界中のどのワイン産地でも、ここはAという葡萄品種の区画、Bという葡萄品種の区画、といったように品種ごとに区分けして栽培されています。品種ごとに適した土壌が違うため。
これに対しポルトガルでは同じ畑の中でA品種のすぐ隣にB品種が植わっているという状況です。しかも区画によっては数十種の品種が混植されています。先祖が植えた様々な葡萄木はその土地に適した品種は充実した実をつけます。逆に適していないものは淘汰されていきます。こうして地域地域に根差した葡萄品種が残っていき、バライティ豊かなポルトガルワインとなります。
フィールドブレンドは古来の栽培方法で、現在ではフランスの一部やスペインの一部などで見かけますが、それ以外の地域では消えてしまっています。国全体で残っているのはポルトガルのみで非常にポルトガルらしいワインと言えるでしょう。
※20歳未満の飲酒は法律で禁止されております